建物滅失登記申請は、土地分筆登記や地積更正登記等と異なり、
測量する必要がないので、
あなたが思っている以上に登記に関してまったくの素人でも、
流れに沿った調査と準備、そして、ほんの少しの知識とノウハウがあれば、簡単にできます。

しかし、それでもプロに依頼すると、通常の1戸建ての場合、
建物の滅失登記1件につき約4万円前後、
そして、高いケースの場合(附属建物がある場合など)は、
さらに高くなるのが相場となっています。

ここで注意が必要なのが、この1件というのは、
1個の建物につき1件ということです。

どういうことかと言うと、1個の建物とは、
常に1棟の建物ではなくて、2棟・3棟・・・ある場合でも、
それら全体で1個の建物 (ひとかたまりのイメージ) として、
登記されている場合があるということです。

この場合は、ある1棟が (例えば居宅など) 主たる建物となり、
残りの数棟 (例えば、車庫や倉庫) が附属建物となります。

つまり、それぞれの建物が主従の関係にあるかどうかで、
登記の内容も違ってくるのです。

そして、この様な数棟で1個の建物登記がされているケースが、
上でも述べました費用の高いケースに該当します。

また、同じ敷地内に主従の関係にない2棟の建物があって、
それぞれ1個の建物として、それぞれ建物登記がされていれば、
建物滅失登記の申請書も添付書類も別々に作ることになるので、
登記費用は2件分ということになります。

しかし、この場合、建物の滅失についての現地調査費は、
同じ敷地内であれば、2棟分を同時に確認できるので、
1件分だけを費用に含む のが相場なので、その分は少し安くなります。

つまり、約7万円前後になるということです。

よくあるケースとしては、古い建物を取壊して建て替えた時に、
古い建物の滅失登記を申請する場合が多く、その場合は、
建物滅失登記と建物表題登記を同時に行う場合が多いので、
2件合わせて10万円以上登記費用がかかることになります。

また、古い建物を取壊して、畑に利用するなどのケースの場合、
固定資産税を確実に下げる為に、
建物滅失登記と地目変更登記を行う事も多く、
この2つの登記を合わせて、約9万円前後の登記費用がかかることになります。

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